2022
3/08
自社の電気代を削減する手法3選をご紹介!
- 2022.03.08
- お知らせ
皆さまは自社の電気代について見直されたことはありますか?
年々高騰を続けている電気代ですが、様々な手法を組み合わせることで電気代の上昇を抑えることができるだけではなく、今よりも電気代を削減することができる可能性があります。
今回は、電気代削減手法についてご説明します。
是非最後までご覧ください。
1.電気料金の仕組み
電気代の削減手法を考える前に、まずは電気料金の仕組みを解説します。
電気料金は「基本料金」「電力量料金」「燃料調整額」「再エネ賦課金」の4つの金額を足し合わせたものとなっており、家庭の電気代と仕組みは同じです。
この中でも、「燃料調整額」と「再エネ賦課金」が近年上昇していることから、電気代は高騰を続けています。
そのため、高騰し続ける電気代を削減するためには、
・基本料金や電力量料金が安い電力会社を選ぶ
・電力会社から購入する電力量を減らす
上記いずれかの方法をとる必要があります。
2.電気代削減手法① 電力会社の切り替え
電力会社の切り替えは、基本料金や電力量料金を下げるのに有効な手段です。
2016年4月の法改正にて、電力小売りが自由化されました。
この改正により、様々な新電力の会社(小売電気事業者)から電力を選ぶことができるようになったため、より低価格な電力会社を選択することで電気代削減に繋がります。
料金の詳細に関しては各電力会社ごとに定まっているわけではなく、個別での見積もり対応となるため、切り替えをご検討の方は一度相見積もりを取った上で電力会社の見直しをされることをおすすめします。
3.電気代削減手法② 省エネ設備の導入
省エネ設備の導入は、電力会社から購入する電力量を減らすのに有効な手段です。
省エネ設備には高効率設備とエネルギーマネジメント設備の二つが挙げられます。
高効率設備
高効率設備として挙げられるのが、高効率空調やLED照明です。
空調や照明などは使用時間が長いため、これらを高効率化すなわち消費電力が少ない設備に転換することで電気代の削減に繋がります。
また、LED照明は寿命が長く、電気の交換を頻繁に行う必要がなくなるためメンテナンス費用の削減にも効果があります。
エネルギーマネジメント設備
エネルギーマネジメント設備としては、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入が挙げられます。
EMSを導入することで、設備や機器ごとに無駄なエネルギー消費は無いかを細かくチェックすることができ、機器ごとに無駄がなく最適な運転制御(エネルギー管理)を行うことができます。
上記のような省エネ設備を導入することで、電気代の削減に一定の効果があります。
4.電気代削減手法③ 自家消費型太陽光発電の導入
電力会社から購入する電力量を減らす上で非常に効果的なのが、自家消費型太陽光発電の導入です。自家消費型太陽光発電を導入することで、発電した分だけ電力会社から購入する電力を減らすことができます。また、電力会社から購入する電力を減らすことができることにより、契約電力の引き下げも同時に実現できるのです。
例として、電気料金単価が16.5円/kWhの企業が100kWの自家消費型太陽光発電を設置した場合の電気代削減額が以下の通りです。
上記の電気代削減額からも分かるように、自家消費型太陽光発電の導入は電気代削減において大きな効果があります。
5.まとめ
今回、様々な電気代削減手法について解説しましたが、
①電力会社の切り替え
②省エネ設備の導入
に関しては、電気代削減の根本的な解決となりません。
なぜなら、「高騰し続ける電気を電力会社から購入する」という状態を改善できていないからです。その為、電気代削減効果を十分に得られない可能性があります。
そこでオススメするのが、自家消費型太陽光発電の導入です。
自家消費型太陽光発電を導入することで、電力会社から購入する電力量を大幅に削減できるため、電気代削減の根本的な解決に繋がります。
ぜひ皆さまも、電気代削減の取り組みとしての自家消費型太陽光発電の設置をご検討ください。最後までお読みいただきありがとうございました。