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皆さんは「バーチャルパワープラント」はご存知でしょうか?これは多数の小規模な発電所
や、電力の需要抑制システムを一つの発電所のようにまとめて制御を行うことで「仮想発電
所(VPP)」とも呼ばれます。

 

VPPのメリットは、一つ一つは小規模な発電施設や制御システムでも、それらを最新のIT技
術によって連動させることで、電力網の需給バランスを最適化できるところにあり、大規模
な発電施設に投資する必要がなく、建設費用が廉価ですみ、整備も比較的簡単な小規模の発
電施設を効率的に利用できるため、経済的であるというメリットもあります。

 

日本でもVPPを加速させるための取組は進行中で、タイトルにも挙げたような補助金を採択
しています。今回は、本年度も公募が決定した本補助金について、ご紹介いたします。

 

【需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金】

 

「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金
」は以前から存在した補助金ですが、本年度も4月より募集開始となった補助金です。この
補助金の目的については以下の記載があります。

 

工場や家庭などが有するエネルギーリソース(蓄電池、発電設備、EV等)を、高度なエネル
ギーマネジメント技術により遠隔・統合制御し、あたかも一つの発電所(仮想発電所:バー
チャルパワープラント)のように機能させることで、電力の需給調整に活用する実証を行う
ことを目的とする。

 

本補助金の事業にはA事業、B事業、C事業があり、今回皆さんにご紹介したい事業は「C事業:リソース導入促進事業」です。
本事業の事業内容は「B事業:VPPアグリゲーション事業で採択されたリソースアグリゲーターが制御を行う蓄電池等のリソースや制御装置等の導入を支援する事業」です。

 

本事業の補助対象設備は「PCS、エネファーム、EMS、制御装置、導入工事費、EVPS、V2G関連設備費(充放電EVPS、EV接続インバーター等)」と非常に多岐にわたるのですが、

その対象設備の一つに「蓄電池(家庭用・産業用を問わない)」が含まれています。

「C事業:リソース導入促進事業」の補助率は補助対象設備によって異なりますが、ここでは「家庭用蓄電システム(=家庭用蓄電池)」と

「産業用蓄電システム(=産業用蓄電池)」に分けてご紹介いたします。

 

・家庭用蓄電システム
 補助金額:2~3万円/kWh(初期実行容量)
 補助金上限額:1/3以内(60万円)

・産業用蓄電システム
 定格出力1kWあたり6万円(定額)
 補助金上限額:1/3以内(設備費)
※PCSのみ(蓄電池部がリユースのもの)
 定格出力1kWあたり2万円(定額)
 補助金上限額:1/3以内(設備費)

 

補助金下限額は4万円、補助金上限額は1億円となっています。また補助対象となる経費は、

家庭用蓄電池や産業用蓄電池など、実際にVPP実証実験を行う際に活用する設備を導入するときにかかる「設備費」と、

その設備を導入する際に不可欠な工事を行う際にかかる「工事費」です。

 

【本補助金の申請スケジュール】
本補助金を活用し蓄電池を導入する場合には以下のようなスケジュールで行われます(以下の内容は産業用蓄電池を導入する際のスケジュールです)。
・公募期間:2020年4月8日(水)~2020年12月25日(金)
・審査交付&交付決定:約1ヶ月
・想定工事期間:部材発注から取り付けまで約2ヶ月
・事業完了報告書の提出:2021年2月12日(金)
・補助金入金:2021年3月31日(水)までに

 

詳しくは以下のURLからご確認ください。
一般社団法人 環境共創イニシアチブ(※本補助金の執行団体)
「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金:公募要領」(https://sii.or.jp/vpp02/uploads/R2VPP_kouboyouryou.pdf)

今後の動向が気になるところですね。
また最新情報が発表され次第、更新させていただきます!

 

 

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